2014年04月25日

認知症家族に損害賠償命令

おはようございます。

認知症の家族に損害賠償命令が下されました。

認知症の高齢者男性が夜間徘徊中に電車にはねられ死亡。鉄道会社が列車遅延にかかる損害賠償をもとめ、控訴審で半額ではありますが当時85歳の同居の妻に損害賠償が認められたというものです。360万円ですよ。

つまり、監督責任が認められたんです。


老老介護に関しては、ただでさえストレスが溜り、残念な事件に発生しているケースもあるというのに。

金銭的な負担まで強いられるとわかれば…。



介護施設に入所している方が徘徊して同様の事故が起こった場合、どうなるんでしょうか?

施設では認知症の方に対しては徘徊防止のためにといって、がんじがらめの施錠もできません。

現状でも介護施設関係者や認知症の家族にとっては大きな負担となっているはずです。



以前、認知症サポート講習を受講しましたが、地域がどこまで家族等の支えになれるのか考えさせられます。



この事件。他人事ではありません。

これからは超高齢化社会です。

皆さんに思い切り降りかかってきます。

セミナーでもお話をしていますが、高齢化社会は社会構造が変わるという事象ですから真剣に考えていきたいですね。


デカ助より
「真剣に考えていきましょ。笑えません。以上!」




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Posted by デカ助 at 09:07Comments(0)社会、一般情勢